秋空、体育祭、そして尻…
私の学生時代を振り返っても、体育祭と言えば秋の一大イベントであった。それぞれが色に別れて、各々の種目で活躍する。
その中でも、応援合戦となれば皆気合いが入る所であったはず。私が中学一年生時の先輩と言えば、それはもう大人と子供くらいの体格差があった。その先輩方が応援の練習の稽古をつけるのだから、この上ない…
フレーフレー〇組、ゴーゴーレッツゴーなど色々な節に合わせて声出しを要求してくる先輩、声を一生懸命だすのだが、納得はしてくれず、
(聞こえん!)や
(もう一回最初から!)
の繰り返し。
その内、エキサイトした応援団の先輩の一人が
(一年皆、フェンス越しに立て!!)と言い
太鼓のバチを持って来た。端から端まで全員尻叩きである。
この当時でこそ、当たり前の風景のようであったが、今であれば有り得ない。ゆとり世代の教師や親は子供に優しいのであろうか。
先日、テレビで学校のイベントのやり取りで先輩にタメ口をきく後輩や、言葉遣いを知らない後輩という存在を知った。上に従う必要はないが、言葉使いくらいは気を付けて欲しい。
直方体育祭…青ブロック優勝!
— 小薗 聡(Kozono So) (@kozono0120) 2016年9月10日
自由な行動が多い3年にかまちょな2年に物静かな1年。ホントに最初は言うこときかんでキツくてつらくて…でも、日にちがたつごとに可愛く見えてきて( ´艸`)
ホントに最高の青ブロックやった!
1の2 2の1 2の5 3の3 3の6
皆ダイスキばい!
とにかく、私達のクラスの男子はフェンス越しに
立たされ尻を叩かれた。私以外…というのは、体操服の尻を太鼓のバチで力いっぱい叩いていくのであるから痛そうではないか。
尻叩きが端からパンッ、パッンと始まり痛そうな音が隣まで響いてきて、自分の番になった、あまりにも皆痛がるので尻を勝手に引き、結果、私は、先輩のバチの攻撃を4回も避け、しまいには先輩も諦めるハメになったのだ。
昔、先輩と言えば一個上でも雲の上の人みたいな威厳があったかのように思える。後輩を甘やかし、色々な学校規制や保護ができたから秩序もなくなったのだろうか。
これから、体育祭シーズンに向け各々の学校で体育祭が開かれるであろう。私達のような体育祭の練習はなくても良いが、いいコミュニケーションと健全に秋空の元、楽しい体育祭を迎えて良い思い出を心に刻んで欲しい。
体育祭おわった
— てるたん (@0BC4ZhyBGX5dpY1) 2016年9月10日
めっちゃ楽しかった!
応援団まぢ鳥肌立った!次は頑張ろ!
先輩達お疲れ様でしたぁ! pic.twitter.com/gGEmAbuODe