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向こう水博士

向こう水博士は、世の中のあらゆるテーマに対し率直に素直で真摯な意見を考える、いわば人生を好転させる福の神のような存在です。宜しくお願いします。

帰ってきた、時計。そして、場を繋いでくれた父の形見の時計

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私がいつもはめているお気に入りの腕時計は、私が鹿児島にやってきてしばらくした頃にバイトで一生懸命働いたお金で、今のマルヤガーデン以前にあった三越で購入したものだ。

 

当時では珍しいソーラーパネル電波時計G-SHOCKだった。私はそれを気に入り、今の今まで大切に使ってきた。かれこれ、10年近くなる。

 

abck50 on Twitter: "「カシオだし。日本製だし」イギリス人が庭で無くして20年ぶりに見つけたというカシオの腕時計の頑丈さに海外も驚愕 : すらるど - 海外の反応 https://t.co/9nyYb4Vf2G 日本人の魂を取り戻そう"

 

その電波時計が今回止まってしまった。最初は電池が切れて太陽エネルギー不足なのかと思っていたが、しかし、いくら太陽にあてても、光にあててもなおらない。

 

 

仕方なく、モールに入ってる2階の時計屋さんに持っていくと、「版が壊れてるのかもしれませんね。修理に出しますか?」と聞いてきたので、お願いした。

 

その間、時計がなくなるわけだが、その間の代役として父の形見の時計を使った。父の時計も電波のソーラー時計でなかなか、渋い作りをしていた。はめてみると、父の腕時計は軽く、最初、私の腕時計と比べると重さが物足りなく感じた。

 

 

その後、1ヶ月経っても時計屋からの連絡は来ない。その頃には、父の時計にも慣れ、傷を付けないように大事に使っていた。父の時計はつけていてもつけているような感じすらない自然な感覚だった。

 

私の腕時計は結局、2ヶ月近く経ってやっと戻って来た。無事な姿で。元どおり全ての装置が動くし、綺麗になっていた。

 

久しぶりに親友と会ったような気分に浸りながら、はめてみると、ズシッとはめている感があり、毎時ごとになるアラーム音もなった。やはり、この重量だとは思ったが、父の腕時計に慣れていた最近では、少し重く感じた。

 

 

しかし、自分の腕時計は、いい親近感が全然違う。父の代役の時計、父が生きていた時には父の時間を管理してくれ、父と時間を共にした時計に暫しの別れを告げ、また自分の愛用の時計とこれからの日々を連ねていく。

 

 

 

時計は一緒に時を重ねる親友だ。