向こう水博士

向こう水博士は、世の中のあらゆるテーマに対し率直に素直で真摯な意見を考える、いわば人生を好転させる福の神のような存在です。宜しくお願いします。

武道という道

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日本には様々な武道が昔からある。空手道、柔道、合気道、剣道、弓道薙刀。パッと思い当たるだけでもこれくらいはあるだろうか。

 

 

私は、幼い頃、近所の友達に連れて行ってもらって、剣道を見学に行った。しかし、あまりの待ち時間も長さと待っている間に読んでいた、剣道漫画で全てが分かったような気がしてその場を後にした。

 

私が、中学生の頃に気になったのは柔道部、筋トレに興味を持っていたのをきっかけに柔道部の先輩方が筋トレをしているのをいいなあなどと見ていた。入りたかったが、その時は足が遠のいた。

 

次は、高校生の頃、電車で街に向かう途中にあるテコンドーの道場だった。高校の頃、空手をやっていたという友達と組み手や、半戦いの相手をしてもらっていた時に。他の友達なんかが、私は「足が上がるからテコンドーやればいいのに」と言われたのもきっかけの1つだった。

 

しかし、その時のテコンドーも喧嘩に使うのではないかとか、試験前に怪我されたら困るなどという母の心配の前に話はなくなった。

 

それから、また私は懲りずに、20歳前後の頃に合気道の道場にいた。合気道はまた柔道や、剣道とは違って面白く目に移り、ガタイがいい人がやっているとも限らず、面白かった今度こそは思い、親に頼んでみたが、またダメだった。

 

 

22、3歳の頃に私は、ちょうどちまたでK-1やプライドが流行ってる頃、私は総合格闘技の道場に、知り合いと通うことになった。知り合いはテコンドーをベースにしている人で格闘技歴もあった。

 

私といえば、言わばこの道場では初心者ストリートファイターのようなものだ。この道場には、学校で、サッカーや、ボクシング、柔道をやっている高校生が多かった。中には、アマチュア総合格闘技第3位の強者などもいたが、相手にはならない。

 

 

結局、準備運動を済ませた後、私は私の母校で柔道をやっている後輩と寝技のスパーリングを始めた。柔道をやっているだけあって、腰が強い、しかし柔道の投げの駆け引きにはちょっとした自信があった私は、あっという間に相手をねじ伏せた。

 

その後は、相手がタップするか時間が経過するまで抑え込むのがルールだが、抑え込むのを柔道家はそう簡単に許してくれない。結局、時間終わり間際、息が上がったところを袈裟固めで反対に押さえ込まれてしまった。

 

 

次は、また違う選手との座ったままのボクシングである。ほとんど、反射神経で避けるとか、タイミングを狙って打つとかという感じでではなく、兎にも角にも手数が多い方の勝ちである。これには、打つということに関してスタミナに自信のある私は、3分間一方的に打ち込み勝利した。

 

 

 

すると、それを見ていた、キックボクシングをやっている青年が来て、8オンスのグラブでスパーリングをやろうと言う、安請け合いの了承をして、武道館の畳の上でスパーリングが始まる、強い選手らしくジャブだけで攻めてきて、こちらの攻撃は当たらない。そんなこんなしてると、埒があかないと思った私は、ワン・ツー・スリー・フォーと踏み込んで、何回も連打を打ち始めた。

 

 

すると、急に距離感が掴めなくなった相手の顔にパンチがヒットする。相手はびっくりして下がったが、首を横に振り効いてないよとジェスチャーする。しかし、周りは、来たばかりの私がそこまでやるとは思ってなく、「おおーっ」と歓声を上げている。

 

スパーリングの結果は聞かずとも知れた、私の大敗だったが、足跡は残せた。

 

それから、私は格闘技と離れていたのだが、長崎や、鹿児島で外国人と触れ合うことがあり、私が日本の文化で伝えることがあるとしたら、何を伝えれるだろうと思った時にここ鹿児島で空手を始めたのだ。

 

 

私は、その空手道場で4年間鍛錬をしたのだが、強くなることだけではなく、礼儀作法や先輩との付き合い方、身の正しい置き方、精神鍛錬を空手から学んだように思う。

 

若い頃は大会で3度優勝したことのある師匠がいつか言っていた。空手は一生の内に一度か二度、使うかもしくは使わない方がいいものである。どうしても、使わざるを得ない時のために、技を磨き、鍛錬をし、精神を鍛えるものだと。

 

 

 

私は、空手を通して、手を出さないで解決することの大事さ、しかし、世の中には空手を使って武で守らなければならないことも確かにあるということも勉強した。

 

武道という道、奥が深いと思う。

 

 

 

 

 

最後になりましたが、しばらくの間、はてブロの投稿の方が休みがちになります。

というのは、ひふみよベース紫原という会社、私の通勤している会社ですが、

そこで、作っているWebニュース ひふみよタイムスにて投稿作業をするため

そちらに重きを置きます。

 

ちなみに、ひふみよタイムスは、スマートフォン、アンドロイドのアプリで

ダウンロードできます。私のひふみよタイムスでのブロガー名は

飛べる感じのピーターパンです。

 

ひふみよタイムスの飛べる感じのピーターパンもこれからもよろしくお願いします。