年配新人やら新人達。最終章
結局のところ、私の今回の話しで行き着いた所はこうだ。昨今の日本、今までの日本と異なる形式での評価の仕方がされてきている。
今までの日本がしてきた年功序列での評価方式にアメリカ式の実力者社会。そんな折に半端な力を持っていた年配新人には、1番目の社員として、それまで頑張ってやっていた社の先輩である私を舐めていたのだろう。
私は、勿論元来の性格より威張る事は無かったし、鼻にかけることもしなかった。それは、私が中学時代の部活で実力もない先輩が先輩ぶるのが嫌だったからだ。
それを良い事に今回のことは起きた。なるようにしてなったとしか思えない節もあるのだが。
怖い顔して、威張っておけば良かっただろうか?
これから先の事を考え、私が年配新人に優しく振った案件や、後輩に貸した本達が彼らに舐められる原因を作ったのだろうか?
彼らとは、1ヶ月くらい前だろうか仲直り的なものはした。しかし、私は2度と彼らに心は許さないだろう。
私にも心はある。しかし、嫌なものに合わせてやっていくほど穏健ではない、私の取った仕事はもちろん彼らにも振るが、彼らと今は上手くやっていこうとは思えない。
私は、社の先輩である。
日本人として先輩を敬う気持ちが彼らに生まれるまで、私は打て合わないことにした。
それが、私に出来る新人教育だから。